羽倉賞は、表技協の創設者であり、3D立体映像、ホログラフィ、VRなどの最先端表現技術の研究、普及に多大な功績を
残された故羽倉弘之氏の功績を称え、表現技術の質を高めて広い分野への普及に貢献するために、2017年に表技協により
創設されました。分野を問わず最先端の表現技術を活用した「作品」および「取り組み」を通して社会に貢献した功績を
表彰します。
概要
■各賞
羽倉賞
1点 賞金20万円、トロフィー、賞状
表技協奨励賞
数点 賞金5万円、賞状
企業賞(フォーラムエイト)
1点 賞金15万円、賞状
第2回より協賛による「企業賞」が新設されました。
各種企業・団体様で協賛をご希望の方は、表技協事務局までご連絡ください。 |
羽倉賞トロフィー |
■スケジュール
- 応募期間 2019年7月1日(月)- 10月1日(火)※10月1日発信分のメールまで受付
- 選考期間 2019年10月-11月初旬 表技協の選考委員会で審査
- 審査結果通知 11月初旬(メール等によるご連絡)
- 表彰式 2019年11月14日(木)
フォーラムエイト主催「FORUM8デザインフェスティバル2019」(品川インターシティホール)にて開催
募集要項 >>募集要項の詳細はこちら
応募期間 | 2019年7月1日(月)-10月1日(火) ※10月1日発信分のメールまで受付 |
募集対象 | ・最先端の表現技術が使われている作品あるいは取り組み。 ・2018年7月1日から2019年6月30日の間に公表/実施されたもの、あるいは、 この期間に作品/取り組みが完成しており2019年10月30日までに公表日が決まっているもの。 |
応募形式 | ・通信で閲覧できる映像(YouTube等)や各種ドキュメント(PDF形式)等 ・映像の場合はURL非公開の限定公開でもよいが、閲覧に特殊なソフト、特定の動作環境、会員制 などの条件がないもの。 |
審査方法 | 表技協の選考委員会(理事、外部審査委員、会員などで構成)で審査します。 審査結果は、受賞の有無に関わらず、すべての応募者にメールで通知します。 |
過去の受賞作品
第2回羽倉賞 受賞作品
応募作品の中から、羽倉賞・フォーラムエイト賞・奨励賞5作品が決定し、2018年11月15日、FORUM8デザインフェスティバル2018 Day2にて表彰式を行いました。
>>第2回羽倉賞 受賞作品発表・表彰式を開催
「どんぶりdeプラネタリウム」 富山大学芸術文化学部
推薦:日本バーチャルリアリティ学会
概要:魚眼レンズとドンブリを使った全天周画像作り
YouTube : https://youtu.be/hGcBVBIyQxY
「AR災害疑似体験アプリ Disaster Scope」 愛知工科大学工学部
推薦:日本バーチャルリアリティ学会
概要:スマートフォンのみで実現する6DoFリアルタイム・オクルージョンAR表現
YouTube : https://youtu.be/BTU0Sh8LsU0
「TwinCam Go」 首都大学東京システムデザイン学部
推薦:日本バーチャルリアリティ学会
概要:遠隔運動視点リアルタイム全天周立体視体験システム
YouTube : https://youtu.be/6Em0CZnRBQQ
「9時集合で」 東京藝術大学
推薦:一般財団法人 最先端表現技術利用推進協会 理事 小林佳弘氏
概要:リアルタイム映像合成
vimeo : https://vimeo.com/287591992
「夜の妖怪の世界」 境港市 水木しげるロードリニューアル 夜間景観デザインチーム
推薦:大阪大学大学院 工学研究科 准教授 福田知弘氏
概要:水木しげるロード 夜間景観デザイン
YouTube : https://youtu.be/WO0BlTfZGC4
「エクスペリエンスウォール」 凸版印刷株式会社
推薦:超臨場感コミュニケーション産学官フォーラム(URCF)
概要:高輝度・高精細な大場面ディスプレイおよびコンテンツ
「複数画像を表示するような微細な構造の設計法」 株式会社ドワンゴ
推薦:公益財団法人 画像情報教育振興協会(CG-ARTS)
概要:BRDFプリンティング技術
詳細 : http://ksakurai.sakura.ne.jp/SG18/
第1回「羽倉賞」受賞結果
■羽倉賞 「Tele Beauty」 株式会社資生堂 高速・高精度の顔認識とメーキャップの仕上がりを再現するCG・画像処理技術を融合した表現技術 |
■VR技術奨励賞 「Luminescent Tentacles」 金沢美術工芸大学 中安 翌氏 キネティックサーフェイスシステム |
■映像技術奨励賞 「日本橋三越本店天女像音と光のインスタレーション」 和歌山大学 天野 敏之氏 光学フィードバックによる実時間質感操作技術 |
■表現技術利用促進奨励賞 「実写全天映像を使ったスポーツ・観光の新たな映像表現の普及」 和歌山大学 尾久土 正己氏 ドームスクリーン向け実写全天映像 |
最先端表現技術推進協会レポート
Vol.18 第1回羽倉賞は「Tele Beauty」が受賞!/「表現技術検定」について (Up&Coming ’18 新年号掲載)
関連情報
・2019/06/24 第2回羽倉賞受賞記念講演会・ネットワークパーティ開催レポート
・2019/05/15 第2回羽倉賞受賞記念講演会&ネットワークパーティーのご案内
・2018/11/22 第2回「羽倉賞」 受賞作品発表・表彰式を開催
・2018/08/01 羽倉賞受賞記念講演会&ネットワークパーティ開催レポート
・2018/07/02 第2回「羽倉賞」作品募集を8月より開始
・2018/06/19 羽倉賞受賞記念講演会&ネットワークパーティ(2018年7月17日)開催のご案内
・2017/11/16 第1回「羽倉賞」発表